秋川渓谷の紅葉2018

2018年11月8日

秋川渓谷の紅葉が始まりました。

お問い合わせの多い紅葉スポットの11月8日の様子です。

 

広徳寺

臨済宗「龍角山広徳寺」は、応安6年開祖の正應了受居士によって創立され、

鎌倉建長寺70世心源希徹師を請じて開山したと伝えられる、秋川渓谷の古刹です。

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山門はあきる野市指定有形文化財で、2本の大銀杏は本堂との間にあります。

 

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大銀杏の周りには、地面にたくさんの銀杏が落ちていました。周囲の紅葉も少し赤くなってきていました。

まだ青葉も残り、見頃まで、もう少しというところでしょうか。

 

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広徳寺の境内、本堂裏手には池があり、葉の青葉と赤のコントラストが美しく目を奪われました。

 

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本堂の裏手に都指定天然記念物の樹木が2本あります。

タラヨウの木とカヤの木です。

タラヨウの木は都内最大の大きさです。

モチノキ科で互生の大きな葉は厚くキズをつけると黒く変色し、インドでは経文を書いたと言われています。

広徳寺のタラヨウは天然記念物ですので、採取したり文字を書くことはできません。

 

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カヤの木は、イチイ科の樹木で特有の香りがあり水湿にもつよく、建材としてだけではなく

柾目材は碁・将棋盤として珍重されています。種子は食用油、薬用駆虫剤などに利用されています。

このカヤの木は多摩地域で最大の木といわれています。

 

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広徳寺に向かう途中、小和田橋周辺は見頃となってきています。

 

 

石舟橋

秋川渓谷瀬音の湯から、対岸の十里木へ渡ることのできる歩行者専用の吊橋です。

長さ96mの橋は緩やかに湾曲していて、橋の上から美しい清流秋川の流れ、渓谷美を見ることができる

秋川渓谷のランドマークです。

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画像手前のもみじが色づき始めました。色が深まり見頃となるまで、もうしばらくかかりそうです。

 

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秋が深まりゆく秋川渓谷へ、ぜひお越しください。

 

●広徳寺(小和田橋周辺) JR武蔵五日市駅より徒歩約40分

周辺【map】 あきる野百景めぐりマップ・五日市

●石舟橋 JR武蔵五日市駅前1番バス乗り場から数馬・藤倉行き、または上養沢行き「十里木」バス停下車 徒歩約2分

●秋川渓谷瀬音の湯 JR武蔵五日市駅前1番バス乗り場から数馬・藤倉行きで「十里木」バス停下車 徒歩約8分または、

瀬音の湯経由上養沢行き「瀬音の湯」バス停下車すぐ

周辺【map】  あきる野百景めぐりマップ・小宮

 

 

 

 

 

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